最近なぜか、時々訊かれるようになった、 フィルムの種類について。

まず、ネガフィルムというのは、1980年代以前に生まれた方なら
おなじみのプリントを焼くためのフィルムです。「写るんです」に
はいってるのもネガフィルム。通常「ネガ」と呼びます。
一方、印刷物に用いるのはポジフィルムと呼ばれるものです。
「ポジ」もしくは、「リバーサル」と呼びます。
ネガが、明暗の逆転した陰画であるのに対して、そのまま光に
かざして見ることの出来る状態になってます。
スライド映写に使うものと全く同じでものです。

またポジの場合は、太陽光で撮ることを前提とした「デーライト タイプ」
とタングステン光で撮ることを前提とする「タングステン タイプ」の
2種類があります。これを間違えると大変です。
また、ネガだと、露出に対する許容範囲が広く、滅多に失敗しませんが、
ポジは露出もシビアなので多少のノウハウが必要です。

次にフィルムサイズですが、一般的なものを小さい方から順にあげていくと、
APS、35mm、6X4.5、6X6、6X7、6X8、6X9、そして4X5です。
35mmというのは、皆さんにおなじみのフィルムですね。
6X4.5〜9というのは、ブロニーサイズと呼ばれるもので、
幅が約6cm、長さ約72cmのロールフィルムです。
(6X6は、ろくろく、6X7は、ろくなな、と読みます)


フィルムは同じで、カメラの種類でサイズが違ってきます。
例えば6X6だと縦横6cmの正方形の写真が撮れます。
その場合、長さ72cmのフィルムを6cmづつ使うので12枚撮りに
なります。(長さ72cmなのは、120と表記のあるものです。
ほぼ倍の長さの220というのもあります)

最後が4X5(しのご)。なんで6X8より4X5がでかい?
それはブロニーまでがcm表示で4X5からインチ表示だからです。
cmだと9.5X12cmになります。これはシートフィルムです。
写真館にあるような蛇腹のついたカメラで使います。
4X5の4倍の面積を持つ8X10(エイトバイテン)ていうのも
あります。カメラも巨大です。

フィルムサイズ比較(別ウィンドウで開きます)

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