アンシャープマスク(以下、USM)について、だらだら補足します。

まず、USMは、画像処理が終わった後、最終段階でかけるのが
望ましいです。というのも、リサイズや回転をかけると、その
効果が失われます。最悪もう一度かけてもいいんですが、副作用も
あるので基本的に避けるべきです。

時々、デジカメの画像などで、USMをかけると、色の付いた線ができてしまう
ことがあります。この場合、「Labモード」に変換し、「明度」のチャンネルだけに
USMをかけて下さい。大抵、この方法で回避できます。

製版会社にスキャンしてもらう場合、スキャンの段階でシャープネスが
かかります。スキャナーにその機能が組み込まれていてスキャンの段階で
シャープネス処理、というのが本来の姿です。
フォトショップのUSMは、その機能をソフト上で、それに近似した処理を
施そうとするもので、製版の人に言わせれば、「いい加減なもの」(笑)
だそうです。製版用スキャナーでは、ハイライト部、中間部、シャドー部、
それぞれに対してかけ方をコントロールできるらしいです。

そのかわり、フォトショップ上では、選択範囲を作ってUSMをかけたいところだけ、
かける、ということが出来るので、まあ、一長一短でしょうか。

印刷用に製版用スキャナーでスキャンした画像をポジ出力するときれいには
仕上がりません。シャープネスの線がポジ出力では、そのまま再現されてしまう
からです。色はまだ、テストして近づけることも可能ですが、(金かかりますけど)
シャープネスのエッジの線は、どーにもなりません。
2次原稿として割り切るしかないですね。

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